少年

英字表記:Boy(NTT出版 ロマンシングサガ3基礎知識編より)
性別:男 年齢:不明 肩書:???? 宿星:鎮星
各地を放浪している、黒い髪と瞳を持つ少年。生まれてすぐ腐海に捨てられ、関わった者全てが死ぬため他人を拒絶しており、世界各地のパブ等で頻繁に姿を見かけるものの話しかけても「構わないで」としか言わない。(wikiより抜粋)

さて、宿命の子です。
この人も実は結構早くから本編に顔は出していたんですが、なんで今更ここに載せているのかというと、まぁ完全に忘れていたっていうだけで特に意味はないんですよね・・・。
ロム内のおなグラ没データにテレーズという名前がついていた、という小ネタから、本編ではそのままサラ先生によりテレーズと名付けられています。名前ないとやりづらいですしね。でもテレーズって言ったら弓使いでしょ、って思うRS2世代。
原作的にも役どころははっきりしているのですが、そこに向かうストーリー付けに苦労するキャラです。まぁそんなに出番ないでしょうから、しばらくは短編でサラさんに弄られているキャラです。

そんなわけでサラさんがアビスグッバイしてから本編でも出番が増えてきました。原作ではほんと全然イベントないから、案外描写するのも妄想しまくりで楽しいキャラです。

妄想雑記

リマスターで出生に関するエピソードが語られた少年ですが、そういえば殆ど彼の出生については考えたことありませんでした。
なんでかというと、「何でも考えられてしまうから」ですかね。
原作当時、資料書籍まで含めて彼について判明していたことは、外見的な特徴からせいぜい「東方の生まれっぽい」とか、あとは「像のアニキと関わったことがあるらしい」ということくらいです。
そしてストーリー上でも基本的に終盤以外の出番はなく、セリフ量もほとんどなし。
これだと流石に材料が少なすぎて、バックボーン妄想が膨らまなかった、というのが正直なところで。
これは余白というか、流石に不足の域だろうと思っています。
なのでリマスターの追加要素は他のメンバーも含めて、きっと元々入れる予定のエピソードだったんじゃないかなと。当時の容量や納期問題で削られたのかなと邪推してます。で、リマスターでああいう形で再構築したのかなーなんて。
(にしてはユリアンのシノン移住タイミングが当時の設定と変わっちゃってましたけど…笑)
少年のもまぁ無難に悲惨(?)な感じで、すんなり入ってくるエピでしたね。
しかしながら失礼を承知で申し上げると、個人的にはあのエピを見た上でも少年の個性はやはり薄いなと感じます。
いえまぁ「旅する少年」の背景としては十分重い設定なんでしょうが、ただ彼が背負う宿命が激オモすぎて比較すると霞む、というのが正確でしょうか。
少年は、何も特別ではない生まれの身に、その重すぎる宿命を背負わされただけの人として描かれている気がします。その生まれや育ちの背景が特別でないほど、悲惨さや世界の残酷さが増す。
それでももし彼が主人公だったなら、きっと良い師について修行を積み、思春期を迎えて旅立ち、様々な出会いと別れを経て心身共に成長し、いずれ己の宿命に向き合うこともできたかもしれません。
でも、世界(サガ)はそんなに都合よくできてなどいない。
だから彼は己の物語の中ですら無力で幼く、ただただ宿命に翻弄され、訳もわからぬままにゲートを開く鍵として唐突にその身を消費される運命だった。
そんな彼が唯一希望を見出すことができるのは、自分と同じ宿命を背負うサラだけなのも道理でしょう。
サラもまた、その身に背負うにはあまりに重い宿命を背負った、普通の女の子です。エレンお姉ちゃんの言う通りですね。
そんな普通の子2人が訳もわからず宿命に巻き込まれ、八つの光(即ち、八つの可能性)と共に世界を巻き込む運命に挑むストーリー。
それが、ロマンシングサガ3という物語なのでしょう。
彼という存在が、まさにあの世界の不条理と可能性を体現しているのです。そのような強烈な個性の前には、もはや名前すら必要ないのかもしれません。
そして、誰とどのような可能性を辿ろうと、必ず彼の元に運命は集うのです。
即ちそれこそが、デスティニーユナイテッド・・・なんちゃって。

 

 

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