RS3妄想本編
第六章・6 -サラと少年-

   朝日が浅い角度から差し込むヤーマスの町宿の一室にて。その日の目覚めは彼のこれまで生きてきた中で歴代堂々一位であろうと確信できるほどに、最悪だった。 どんな目覚ましよりも強烈な衝撃に脳髄が直接揺さぶられ、ポールは絞り […]

続きを読む
RS3妄想本編
第六章・5 -月明かりの下で-

   ロアーヌ軍制圧下の出城にて行われたロアーヌ侯爵ミカエルと神王教団教長ティベリウスの会談は、それまでの両軍が相見えた戦の数と規模からすれば驚くほど静かに、そして呆気なく終わった。 この会談により、両軍間にて不可侵条約 […]

続きを読む
RS3妄想本編
第六章・4 -家出少女の考察-

  「あら、キャンディさん。こちらにいらっしゃるなんて珍しいですね?」  まるで何かを気にするようにきょろきょろと周囲を忙しなく確認しながら挙動不審気味に廊下を歩いてきたキャンディに、ミューズはいつも通り柔らかい口調で声 […]

続きを読む
RS3妄想本編
第六章・3 -怪傑ロビン-

  「ドフォーレさんも、こんなボロやに1000オーラムも出そうって言ってるんだぜ。金もらって出てったらどうだ!」  明らかに相手を恫喝する目的で発せられたであろう野太く不快な男の声は、薄い木製の壁しか持たぬ納屋の外まで響 […]

続きを読む
RS3妄想本編
第六章・2 -ヤーマスでの作戦-

 光の届かぬ無限に続くようにも思える深い深い闇の底で、何かがずるり、と蠢く気配があった。 その気配は、複数。それらの気配は其々が、まるで長き眠りから覚めたばかりのように緩慢な動きで起き上がる。 ふと、その場に炎が灯る。そ […]

続きを読む