第六章・1 -砦の戦い-
2026-06-09
アクバー峠を望む出城の物見塔の縁から、よく使い込まれた様子の騎士鎧に身を包んだ男が顔を出した。ゆっくりとした仕草でここ数日続いている見事な晴天を仰ぐと、そこから次に視線を落とし、遠く広がるトゥイク半島へと視線を向け […]
第六章 -ドフォーレ商会-
2026-06-09
あらすじ 南方にむかう途次にてフェアリーに、そしてグレートアーチにてハーマンの助力を得ることに成功したカタリナ達と、ピドナにて神王教団を上手く炙り出すことに成功したトーマス。遂に神王教団ピドナ支部のマクシムスの正体は […]
第五章・12 -神王教団-
2026-06-09
灼熱の砂漠を越えて遂に辿り着いた彼女の目に先ず見えたのは、今まで彼女が見てきたどんな建造物よりも高く高く天に突き刺さらんとする、無骨な塔であった。 そしてその塔を中心として商人達の市が広がり、更にそれを囲うように円 […]
第五章・幕間 -拡大する戦線-
2026-06-09
「退け、退けぇーー!!」 幾重にも折り重なって飛び交う怒号の中、リブロフ軍指揮官ヴラドが無念を多分に滲ませながら全軍退却を叫ぶ。それを耳にしたラッパ兵がそれもやむなしと言わんばかりに即座に全軍退却を知らせる合図を甲 […]
第五章・11 -砂漠を越えて-
2026-06-09
港町特有の潮の香りが北に広がるトリオール海から風に運ばれてきたかと思えば、一方ですぐ南東には来るもの全てを死に至らしめんとするかのような広大なる灼熱のナジュ砂漠が広がる。その間の北東を仰げば雄々しきエルブールの山嶺 […]
