妖精談話・その1 「恋愛の捉え方から見る種族の相違性と類似性」
2026-06-10
「そういえば妖精族にも、人間との恋物語とかがあるんですよ」「妖精と人間の・・・恋物語?」 大きくくり抜かれた大樹の部屋の床の木目から蔦が飛び出し、それが何本も絡まることで形作られた椅子とテーブル。そしてテーブルの中 […]
傭兵の日常と、少女の非日常
2026-06-10
ふと、自分の隣で今日も欠伸を一つ噛み殺しながら歩いている男をちらりと盗み見て、あたしもつられて欠伸をした。 北の地では特に目立つ褐色の肌と、見た目からして寒そうな砂漠の民の装束。そしてシワだらけの衣服からは想像出来 […]
無くしていた男と、無くした女
2026-06-10
ゴドウィンの変、なんて呼ばれ方をしているらしい先日のロアーヌでの事件は、多分、あたしの人生を大きく変えたんだろう。 なにせ、生まれてから今までの二十年を開拓地シノンから殆ど出たことなんてなかったあたしが、あの事件か […]
