第十章・4 -ツヴァイクトーナメント-
2026-06-10
「ざッけんじゃないわよ!!」 ニス塗りで丁寧に磨き上げられた分厚い木製カウンターを、あわや割ってしまうのではないかという勢いで振り下ろされた、固い握り拳。そして、ドゴンッという重苦しい衝撃音。からの、エレンの怒号。 […]
第七章・6 -永久結晶と氷の剣-
2026-06-09
見上げれば、そこには満天の星空と見紛うほどの煌き。そこに輝く数多の光がいったい何処まで続いているのか、見上げども見上げども、一向に見当もつかない。 その場所を氷の銀河と名付けたのは、一体誰であったのだろうか。それは […]
第七章・5 -オーロラに包まれて-
2026-06-09
「あ・・・」「・・・どうかしたんですか?」 バンガードの宿で紅茶を飲みながらピドナへの定期連絡を認めていたカタリナの唐突な発声に、窓から身を乗り出して道端の猫と遊んでいたフェアリーが振り返った。 「いえ・・・そうい […]
第三章・3 -北海を越えて-
2026-06-08
相も変わらず冷え込む北方の朝に身震いしながら、カタリナは術戦車の脇に立って眼下のキドラントを眺めていた。 昨夜はワインを空けたのち、カタリナはそのまま宿を一部屋とり、ポールはニーナのところに向かわせた。そして朝には […]
