第七章・1 -学術都市モウゼス-
2026-06-09
薄暗く、瘴気の残滓が色濃く残る空間の中に、場違いに甲高い靴音が等間隔で響き渡る。 主人を失い棲息するものの気配が立ち消えた廃墟に颯爽と現れたその女は、明らかに廃墟を歩くことを目的として作られていないであろうヒールを […]
第三章・1 -教授の館-
2026-06-08
深夜まで続いた大宴会は、主賓の一人であるポールの酔い潰れを以て一次会閉幕となり、あとはその場に残った面子で引き続き飲み続けることになった。とはいっても、大部分の町民がその場に残ったのは言うまでもない。 町に到着した […]
第二章・8 -大団円?-
2026-06-08
キドラントにたどり着いた三人は、ニーナの生還を知ってまるでお祭り騒ぎのように沸き立つ町民達に総出で迎え入れられた。 しかし大歓声と共に迎え入れられたカタリナたちだったが、三人が三人とも洞窟帰りの埃だらけでしかも昨日 […]
第二章・7 -いけにえの洞窟-
2026-06-08
夜間の山中では幸いにして、魔物に道を阻まれることはなかった。 土地勘に優れるポールが駆け抜ける道は多少荒っぽいながらも、かなりの近道だったのだろう。二人は翌日の昼すぎには、町へとたどり着いた。 船旅直後で不眠の強行 […]
