RS3妄想本編
第八章・3 -十年前の悪夢-

  「・・・こんなものでいいですか?」「ええ、ありがとう。すっきりしたわ」  世界でも指折りの標高を誇るルーブ山の麓にある実に簡素な宿場宿に、カタリナとフェアリーは登山の準備をするために立ち寄っていた。 ルーブ山には、こ […]

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第八章・1 -ロアーヌの危機-

   ロアーヌ侯国の首都ロアーヌから南東へエルブール山脈を仰ぎながら三日ほど徒歩行軍した所に、一部が沼地にもなっている広大な湿地平原が広がっている。 四魔貴族が一柱、魔龍公ビューネイの居城があるとの伝説が残る、聖王記所縁 […]

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第七章・9 -最果て-

   耳を擘く轟音と共に『空』へと流れ落ちる、見渡す限りの水。水。水。 それは文字通り上下左右を見渡す限り、どこまでも、全く同じ光景だった。視界の続く限りその果てまでずっと、大量の水飛沫を伴い滝となって落ち続ける水がある […]

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第七章・8 -発進-

  「・・・驚いた。これが船ですって・・・?」  豊かな胸部の下でしなやかに組んでいた腕を無意識に解きながら、水術師ウンディーネはその空間を正しく圧倒される様な思いで見回した。 空間全体から漏れ出でる様に仄かに青白い光が […]

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第七章・7 -バンガード殺人事件-

   日中であるというのに何処か薄暗いその家屋の中には、数時間前に飛び散ったばかりであろうと思われる生々しい血痕が幾つも床や壁、そして家具にまで付着していた。 室内に充満した血の匂いと外から運ばれてくる潮風が最悪な割合で […]

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