RS3妄想番外編
la Saint Valentin

  「はぁ・・・」  それは、ロアーヌ地方に冬の合間の安らかなひと時を齎す暖かな陽光が差し込む、実に朗らかな昼下がりのことだった。 その日差しに似つかわしくなく随分と物憂げな溜息を吐いたロアーヌの華たるモニカの様子に、窓 […]

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RS3妄想番外編
月下の夜想曲

   ゆらゆらと舞い踊りながら降り積もる純白の結晶は、緩やかに空間全体を染め上げている優しい宵闇と相まって、その中心に位置する街を妖しく美しく、そして幻想的に彩っている。 積雪に覆われた辺り一帯は不気味なほどにしんと静ま […]

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RS3妄想番外編
王者の言葉と武人の誇り

   侯爵フランツの怒り様といったら長年共にロアーヌを支えてきた側近や近衛の将軍、政務官等ですら初めて見る程のもので、最早それは誰にも止められない様相だった。 荒々しく玉座から立ち上がりながら怒りも露わに叫ぶフランツによ […]

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RS3妄想本編
第十章・3 -ロード・ノール-

  「行くのね、カタリナ」  マスカレイドがカタリナの手からミカエルへと返上された、その翌日。 ロアーヌ宮殿を背にして振り返らずに去ろうとしたのも束の間、あっさりとその決意を一旦反故にしたカタリナは、自分を呼ぶその声にく […]

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RS3妄想本編
第十章・2 -馬鹿げた選択-

   予定通りミュルスを発った翌日午後にはロアーヌへ入り、久方ぶりのロアーヌ宮廷でどこか落ち着かない一夜を明かした、翌朝。 日の出前のまだ仄暗い時間帯にふと目が覚めてしまったカタリナは、寝巻きの上に一枚羽織っただけのラフ […]

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