RS3妄想本編
第九章・7 -ロアーヌ侯の名代-

   ただ一条の光すらも届かぬ、黒く、重く、深い、どこまでも只管に続くかのような暗闇。 まるで死蝕の只中にでもあるかのような絶望感に覆われたその場所は、その空間そのものが、生きとし生けるものの介在を頑なに拒んでいるかのよ […]

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第八章・5 -夢語りのシェヘラザーデ-

   松明の明かりを頼りに長い階段状の岩肌を慎重に降りていった先には、自然の洞窟とは思えぬ程、いかにも不自然に何者かによって踏み整えられたような平らな足場が広がっていた。そしてその足場に立つと同時に、酷く焼けつくように肌 […]

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第八章・3 -十年前の悪夢-

  「・・・こんなものでいいですか?」「ええ、ありがとう。すっきりしたわ」  世界でも指折りの標高を誇るルーブ山の麓にある実に簡素な宿場宿に、カタリナとフェアリーは登山の準備をするために立ち寄っていた。 ルーブ山には、こ […]

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RS3妄想本編
第八章・2 -世界経済の危機-

   西方世界の地図上で最も西にある、各大陸に囲まれた内海の一つである静海と外洋である西太洋に挟まれて南北に延びるガーター半島。この半島の丁度中央あたりの静海沿岸に、半島最大の都市国家である自由都市ウィルミントンがある。 […]

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