第九章・4 -フルブライト演説-
2026-06-09
一年を通じて穏やかな気候であることから、ガーター半島の中でもウィルミントンは特段に住みやすい場所であるとして、古来より住居や観光地としての人気が高い地域だ。 街の東は波も穏やかな静海に面しており、西には聖王伝説に準 […]
第八章・6 -ゲッシアの地-
2026-06-09
夜間に起きた、もはや幾度目かも定かではない妖魔の急襲を辛くも退けた、明け方のロアーヌ南東、対四魔貴族軍のロアーヌ軍防衛線最前線。 未だ戦火の収まる気配が全くないこの戦線に駐屯するロアーヌ侯国騎士団は、その朝、戦場に […]
第八章・4 -駆け落ち?-
2026-06-09
「カタリナさん、あそこに洞窟の入り口らしきものが見えます・・・!」 頭髪と思しき部分が無数の蛇で構成された悍しい半人半妖の姿の魔物を斬り捨てたカタリナは、慣れない高所での連続戦闘に息を切らせながらフェアリーの言葉に […]
第七章・6 -永久結晶と氷の剣-
2026-06-09
見上げれば、そこには満天の星空と見紛うほどの煌き。そこに輝く数多の光がいったい何処まで続いているのか、見上げども見上げども、一向に見当もつかない。 その場所を氷の銀河と名付けたのは、一体誰であったのだろうか。それは […]
第七章・5 -オーロラに包まれて-
2026-06-09
「あ・・・」「・・・どうかしたんですか?」 バンガードの宿で紅茶を飲みながらピドナへの定期連絡を認めていたカタリナの唐突な発声に、窓から身を乗り出して道端の猫と遊んでいたフェアリーが振り返った。 「いえ・・・そうい […]
