第五章・9 -待ち望んだ再会-
2026-06-09
「・・・おい、一体どこに向かっている!?」 やや焦りの見え隠れする声が車内から飛んだ。 馬車に備え付けられた小さな窓の外に流れる景色が普段と違う事に気がついて車内の男が慌てて御者に声を掛けたのは、教団支部がある邸宅 […]
第一章・1-旅立ち-
2026-06-08
それから幾日かがたつ間、カタリナはこれまた事務処理のお手伝いに終始していた。 その日も同じく仕事をこなしていたカタリナは日も落ちたころに、ここ最近にはなかった静かな夜を求めて中庭に下りてきていた。 ここ数日はなれな […]
