VS筋肉だるま 南国大決戦
2026-06-10
高らかに浮かび上がった布張りのボール目掛け、燦々とビーチを照らす太陽を背にしてしなやかに、かつ力強くカタリナが飛び上がる。 そして大きく後ろに反らせた右腕が最大のインパクトを得られるであろう地点で思いきり振り抜かれ […]
第五章・5 -手掛かりを求めて-
2026-06-09
連なる見事な鍾乳洞を伝い、今まさに重力に導かれるままに滴り落ちた水が作る波紋が、岩の隙間からしんしんと湧き出る泉に広がる。 そうして長い年月を経て洞内に溜まった其処彼処の水溜りの幾つかには、窮屈そうにしながら小さな […]
第五章・4 -桟橋の老人-
2026-06-09
「爺さん、あんたがハーマンか?」 グレートアーチのサウスビーチにある桟橋で、ハリードは海を眺めていた男に背後から声をかけた。 幾人かの地元民から聞く事が出来た情報で、既にこの人物の容姿と名前、よくいる場所はわかって […]
第五章・3 -ティーはいかが?-
2026-06-09
「ブラックの財宝のありかを知りたくないか?160オーラムで教えるぜ」「・・・・・・」 見るからに不機嫌そうなハリードがえらく睨みを効かせた視線でそんな声に応えると、頭髪をモヒカンスタイルにした浅黒い肌の男は答えを聞 […]
