第二章・3 -世界一の商会-
2026-06-08
一週間ほども療養していたら、驚くべきことにすっかりカタリナの怪我はふさがってしまっていた。 ブォン、と庭で太めの木刀を使い軽く素振りをするカタリナ。その剣筋は体が鈍っているため本調子でこそないものの、体に違和感は何 […]
第二章・2 -腹拵えとティータイム-
2026-06-08
「うまっ!?」 第一声は、それであった。それ以外の言葉が思いつかなかったのだ。 かつて無い奇妙な面子で食卓を囲む。広いテーブルの上には焼きたてのパンに手の込んだ色とりどりのサラダ、そして芳しい香りを放つメインディッ […]
第二章・1 -憂鬱な目覚め-
2026-06-08
淡い陽に照らされて少しずつ意識が覚醒し始める。 穏やかな光に包まれながらそっと目を開けると、そこは木造の天井だった。それに気がついて数度瞬きをすると、次の瞬間には左肩に鈍い痛みが奔る。 「・・・ぅ・・・」 なるべ […]
第一章・8-魔神との邂逅-
2026-06-08
たどり着いた先は、かつて魔王と聖王だけが踏破したであろう、巨大な回廊であった。半永久機関でもって鳴動するように不気味に赤く点滅する床や壁。見たこともない奇怪な装置。細かに施された彫像の数々。 そして、アビスの瘴気を […]
