第三章・9 -前途多難な愛-
2026-06-08
ゴドウィンの変の後、カタリナがマスカレイド奪還の旅に出発したその日に、ロアーヌ侯爵ミカエルによってモニカ護衛のための新設部隊「プリンセスガード」の招集が成された。 主に貴族から選出された隊員に混じってまず声をかけられた […]
第三章・8 -ツヴァイクでの商談-
2026-06-08
「社内で話し合いを行った結果、是非とも我々をカタリナ•カンパニーの一員として迎えていただこうという結論に至りました」「分かりました。会長のそのご英断に、カタリナ社長も喜ぶことでしょう。これからは共に、世界経済の発展に尽力 […]
第三章・7 -試練を終えて-
2026-06-08
「よう、遅かったな」「うわ、もうそっちは終わってたのかぁ」 ポールとエレンが中央部分の吹き抜けに戻ると、そこにはすっかり寛いだ様子のカタリナとハリードがいた。 石造りの低い柵に腰掛けたカタリナの傍には、仄かに光を放つ兜 […]
第三章・6 -聖王廟の試練-
2026-06-08
ランスは長閑な街であるが、最近は季節を問わずに聖王廟を訪れる人々が絶えない為、三件ほどある宿はどこも大いに賑わっている。 死蝕以降は特に訪れる巡礼者が多いそうで、ここの宿屋と陸送隊は連日大忙しなのだそうだ。 そんな宿の […]
第三章・5 -聖王家との会談-
2026-06-08
殆ど待つことなく案内された二階の書斎に、現聖王家当主であるという初老の男性がいた。オウディウスと名乗ったその人物は、優しげな目尻に淡いアッシュパープルの髪と髭の、ダンディーなおじさんだ。言われてみればどことなく、魔王殿 […]
